2021年7月に2泊3日で福島へ行ったときの旅行記です。初日のお昼は大内宿の「三澤屋」でお蕎麦を食べました。
江戸時代に会津若松市と日光今市市を結ぶ街道の宿場町として栄えた大内宿。茅葺屋根の民家が建ち並ぶ場所はいつか行ってみたいと思っていたのが、今回ようやく実現しました。
ここ大内宿に来たらお約束で食べたいのがねぎそばです。ネギを箸代わりに蕎麦を食べる様子は旅番組でもよく紹介されています。
じゃらんと食べログで大内宿の蕎麦カテゴリー1位の三澤屋。大内宿有料駐車場にいちばん近い4つ目の建物です。
大内宿 三澤屋 メニュー
三澤屋のメニューです。お蕎麦は3種類あります。
裏面はドリンクとデザート。雪の中で100日間寝かせた日本酒「雪中百姫(せっちゅうももひめ)」も三澤屋の名物。
最初にお通しが配膳されます。お出汁がチャプチャプに染みた優しい大根の煮物と野菜の浅漬け。
名物の高遠そば。蕎麦をすすったら薬味代わりにネギの先端をちょこっとかじります。はじめのひと口はよかったですが、二口、三口と段々辛くなり、途中でギブアップ。別途刻んだネギがほしい!
水そば。大根おろしのおろし汁の入った2つのお猪口にそばつゆを入れて、一つは大根おろしと削り節、もう一つに胡桃餡を入れていただきます。
そば猪口もこうして並べるとアート。
昔の家屋に囲炉裏は絵になります。
栃餅。あんこときな粉のミックス。
普通のお餅と比べて粘弾性が少なく、とろ~んとした食感です。栃の実の風味にほっと癒されます。
大内宿 三澤屋 混雑
コロナ禍で観光客が少ないみたいで、混雑はしていませんでした。12時の到着時点で5組ほどの順番待ちでした。コロナ前の口コミを見ると、受付番号を取って1時間後くらいに戻ってくるとちょうど良かった、大行列、なんてコメントが散見されるので、混雑のうちに入らなかったようです。
大内宿 三澤屋 口コミ
Googleや食べログの口コミを読むと大半が高評価で、一部、「値段が高すぎる、観光地価格」的なコメントがありますが、個人的にはそこでしか味わえないものなので、妥当な価格だと思います。
◆福島2泊3日 関連記事◆