2021年8月の週末に東京・北参道のフレンチ「シンシア」のランチビュッフェに行ってきました。レストランは原宿と新宿のちょうど中間にあたる閑静な住宅街の地下1階にあります。
シンシアでは土曜日のランチタイムのみ、店名を「シンシア プラス」を変えてランチビュッフェをやっています。2019年にミシュランガイドで一つ星を獲得したフレンチがビュッフェスタイルで楽しめるという夢のような時間です。
シンシア ランチ 予約
そんなシンシアのランチビュッフェの予約は超困難。毎月1日の10時に翌月分の予約が解禁されますが、瞬く間に埋まります。数か月トライしてもなかなか予約が取れませんでした。幸運にして今回は予約をゲットし、お店に足を運ぶことになりました。予約はテーブルチェックから>>
北参道 シンシア ランチ
ランチは《前菜ビュッフェ+メイン+デザート&珈琲or紅茶》です。前菜ビュッフェはテーブルオーダー式です。※以前はビュッフェ台から取ってくるスタイルでしたが、おそらくコロナの影響でオーダー式に変わっています。むしろそのほうが豪華に感じました。
まずは乾杯ドリンク。アルコールの提供がNGなので、ノンアルコールかソフトドリンクのチョイスになります。
ランチメニュー。前菜ビュッフェだけで約15種類あります。まず最初に全種類の料理が提供されて、そのあと好きなものを好きなだけ注文できます。料金は4,600円税別です。
野菜のディップ。蟹味噌のソースが濃厚で絶品でした。
神戸芦屋のメツゲライクスダさんのシャルキュトリー。※「メツゲライ」はドイツ語で加工肉食品の専門店って意味だそうです
フォアグラの最中。和と洋の斬新で遊び心ある料理です。
なかやま牛のローストビーフと茄子。しっとりとしたローストビーフ。牛肉の良質な脂身がとっても甘いです。
メダイのカルパッチョ。
黒鯛の炙り蕪(かぶ)の葉ソース。
大山鶏のガランティーヌ。
つぶ貝のクロケット。中を割ると海の風味が凝縮されています。
白レバーのペースト。
真カジキのベニエ。これは美味しくてお替りしました。
キッシュロレーヌ。プルンプルンの厚焼き玉子のような、茶碗蒸しのような感じ。リッチなベーコンの塩味が効いています。
ウフヴルイエ。フランス流のスクランブルエッグです。繊細な味付けのドミグラスソースがかかるだけで、スクランブルエッグも高級感がでます。
南瓜のスープ。これもお替りしました。
鮎のバターライス。刻んだ生のピーマンの食感と苦みがアクセントになっています。
ファンが多いというシンシアのブリオッシュ。(ひとり1個のみ)
ここまでがひと通りの前菜で、メインに移る前に追加で注文したい場合は注文用紙に個数を記入してオーダーするシステムです。
本日のメインは夏鹿のパイ包み焼きでした。ジビエ、ちょっと苦手なんですけど、臭みは全くなく、肉100%のハンバーグみたいで、とっても美味しかったです。
食後のドリンク。ハーブティーのホットとアイスにしました。
アイスハーブティーはお店オリジナルでミント、ベルベーヌ、エルダーフラワーの3種類がブレンドされています。これは超おすすめです!
紅茶のスフレ、パイナップルとフロマージュのアイスクリーム。
ミシュランに選出されたレストランと言っても、とってもアットホームな感じで、かしこまらずに料理を楽しめます。スタッフさんの接客がソフトでフレンドリーなのも、そう感じさせる理由かもしれません。
ひとつひとつの洗練された料理に心が弾む、ミシュラン星1つのランチビュッフェでした。
コロナ禍でテイクアウトやお取り寄せの情報がFacebookで頻繁に更新されています。席のキャンセル情報なども出ているので、要チェックです。シンシア Facebookはこちら>>
■住所: 東京都渋谷区千駄ケ谷3-7-13 原宿東急アパートメント B1F
■電話番号: 03-6804-2006
■行き方(アクセス):JR原宿駅竹下口徒歩10分、副都心線北参道駅徒歩3分
■食べログ:シンシア
シンシアブルー ビュッフェ
ミシュランひとつ星のフレンチをカジュアルに楽しめる「シンシアブルー」は食に特化した商業施設・神宮前こみちの2階に入っています。
シンシアブルーのビュッフェメニュー。
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