2018年4月に3泊4日で台湾に行ったときの旅行記です。初日は台北のシンボル的なホテル「圓山大飯店(グランドホテル台北)」に宿泊しました。前回の台湾旅行で「このホテルすごい!次回は泊まってみたい。」と思ったのがきっかけです。
スタイリッシュで豪華な外資系のホテルも良いですが、より台湾らしさを感じられる圓山大飯店は滞在中に一度は泊まってみたい、そんなホテルです。
【圓山大飯店(グランドホテル台北を選んだ理由】
■台北を代表するホテルで、かつて世界10大ホテルに選出されたことがあります
■中国建築の超巨大ホテルで宿泊するだけで観光になります
■日本統治時代の台湾神社の跡地として日本ともゆかりがあります
■各国の首脳や国王が泊まったこともある格式高いホテルです
荘厳でスケールの大きいホテルロビー
見たことのないスケールの巨大なホテルのロビー。圧巻です。
ロビーの天井には梅の形をした藻井(そうせい)に5匹の黄金の龍が装飾されています。天井に施されたほかの装飾も細かく繊細なデザインです。※藻井(そうせい)とは中国古建築に用いられる装飾的な天井だそうです。(コトバンクより)
圓山大飯店 客室
部屋からのビュータイプによって客室は大きく3つのタイプに分けられます。
(1) 窓なしの客室
(2) マウンテンビューの客室
(3) シティービューの客室
せっかく泊まるのであれば、部屋から良い景色を観たいので「朝食付き+シティービュー保証」のプランにしました。
ダブルサイズベッドのツインルーム。(ホテルの公式サイトの「プレステージデラックスルーム」にあたります)。梅の花や鳥が描かれてた壁面アート。時間がゆっくり流れる優雅な気分になれます。
テレビ、トランク置き場。42㎡と十分すぎるくらい広いです。
烏龍茶とコーヒー。この烏龍茶が香り豊かで美味しかったです。ペットボトルの水はなかったような気がします。
ミニバー。キリンビールが冷やしてあります。
スリッパ、バスローブなど。
大きいバスルームにはバスタブ、シャワールーム、洗面台、トイレとすべてひとつの空間に。
日本語も表記されたアメニティは充実のラインナップです。
英国王室御用達のライフスタイルブランドの「モルトンブラウン(MOLTON BROWN)」のシャワージェル、シャンプー&コンディショナー。ボディーローションは”Japanese Orange”とあるのでミカンの成分が入っているようです。
シャワールームとトイレ。トイレはウォシュレットです。
シティービュー保証のプランなので、バルコニーからの眺めは気持ちいいです。
隣のバルコニーとの境界は朱色の柵があるだけです。セキュリティ的には不安ですが、眺望を損ねず、宮殿のような外観を保つにはこのシンプルな作りが大切なんですね。
目の前に流れる大きな川は「基隆河」。松山空港が近くにあり、遠くの空から次から次へと現れる飛行機をぼっーと眺めているだけで、なんか癒されます。
夜景もきれいです!台北101もしっかり見えます。
圓山大飯店 無料シャトルバス
台北市街から少し離れていますが、ホテルからMRT圓山駅、MRT剣潭駅(士林夜市)のそれぞれの駅に往復シャトルバスが出ています。
市街に出たい場合は初日にホテルから火鍋レストラン「馬辣」にタクシーで行きましたが、210TWD(=約800円)なので、そんなに高くないように思います。
市街から少し離れますが、宮殿のような建物に宿泊するだけでも、十分に価値あるホテルです。