2019年2月に2泊3日で奄美大島に行ったときの旅行記です。2日目の朝は宿泊していた「ホテルウエストコート奄美Ⅱ」で朝食をいただきました。
奄美大島の中心地、名瀬市街にあるビジネスホテルで、「ウエストコート奄美」と「ウエストコート奄美Ⅱ」の2つが隣接しています。ウエストコート奄美Ⅱは2018年5月にオープンしたばかりのシティホテルのような雰囲気です。
ビジネスホテルではありますが、朝食は島の素材にこだわった料理があり、旅行者には嬉しい内容になっています。
料金体系は3タイプあり早めに予約したほうがお得になるシステムです。
営業時間 06:30-9:30 |
大人 | こども |
---|---|---|
前日予約 | 900円 | 540円 |
当日 | 1,000円 | 650円 |
宿泊者以外 | 1,100円 | 760円 |
食事の最初にいただくサラダコーナーです。フルーツのシロップ漬けやヨーグルトも一角にありコンパクトにまとまっています。サラダのなかに、九州、奄美、沖縄で栽培されている「ハンダマ」という野菜がありました。鹿児島の伝統野菜に認定されているそうです。
洋風朝食は定番のウインナーやスクランブルエッグなど。
和惣菜はほうれん草の白和えと煮物です。
奄美大島のソウルフード「鶏飯(けいはん)」。薩摩藩の支配下にあった時代に薩摩藩からの役人をもてなす際に提供された食事だそうです。
鶏がらスープにご飯を入れて食べるお茶漬けのような感じです。具材はほぐした鶏肉、錦糸卵、味付け椎茸、のり、みかんの皮、薬味ネギが置いてあります。
奄美大島の郷土料理の数々です。
上段は沖縄名物のサーターアンダギー、島つきあげです。
下段は地元の温泉玉子、もずく酢、豚みそ、島豆腐です。
◆さつまあげのルーツ?「奄美つきあげ」
かまぼこやはんぺんとは異なり、すり身を蒸さずにそのまま揚げるのが特徴です。魚のすり身に、ごぼう、にんじん、玉ねぎ、ニラなど野菜を使った、油で揚げる練り物です。 そのまま食べたり、炒め物や和え物、おでんなどの煮ものにして食べられています。引用元:与那城つきあげ店
ハンダマを使った和風スパゲッティは珍しいパスタ料理なので食べてみるといいです。
朝はパン、という人には5種類あってありがたいです。
カルシウムが生のゴーヤの約18倍、鉄分がおよそ27倍もあるというゴーヤ茶です。健康志向の人は食事の前にまず一杯です。よくよく調べてみるとダイエット効果、整腸、美肌などの効果が期待できる優れたお茶のようです。
ホテルウエストコート奄美Ⅱ 朝食 感想
ビジネスホテルですが、手作りの郷土料理もあって内容は申し分ないと思います。旅行中に鶏飯は絶対食べたかったので、到着して間もなく食べられたのは嬉しかったです。料金はバイキングで1,000円を切る設定なのでリーズナブルです。さらに新しいホテルというのはホテル選びの際のプラス材料になります。
ホテルウエストコート奄美Ⅱ 客室
ツインベッドルームが予約できなかったため、セミダブルの部屋です。ふたりで寝るには少し窮屈です。
ユニットバス。新しいので使い心地はかなり良いです。
アメニティはビジネスホテルにある基本的なものがひと通り揃っています。家庭用のエアコンが個別設置されているので温度調整がしやすいのは良かったです。
ホテルウエストコート奄美Ⅱ 駐車場
駐車場は別料金で500円をチェックイン時に精算しました。到着時にホテルの前に係りの人がいたので、駐車する場所もわかり助かりました。