サウジアラビア6泊7日 3日目 リヤド観光ようやくスタート

the_masmak サウジアラビア

2025年のGWに6泊7日でサウジアラビアに行ったときの旅行記です。

3日目にしてようやくリアド観光がスタート。この日の観光のメインは夕方4時からの現地のカルチュラルツアーへの参加。

前回の香港旅行の反省からスケジュールは詰め込まず、午後4時までは涼しい屋内のサウジアラビア国立博物館を見学しました。

Centro Waha by Rotana 朝食

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まずは宿泊先のホテル、セントロ ワハ バイ ロタナで朝食。(→地図

フムスが食べ放題って、まさに中東に来た!って実感。日本で食べたことのない珍しいチーズにハマって、滞在期間中のビュッフェでたくさん食べました。

リヤド メトロ 2024年12月開通

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この気候なので外を歩いている人はまれでした。朝の時点で気温33℃。

だからと言って、すべてタクシー移動ってわけにはいかないのでうまくメトロを利用しました。

個人旅行の場合、リヤドのホテル選びは立地が特に重要。必ずメトロから近いホテルを選びました。

一見、駅から近そうなホテルでも徒歩だと迂回が必要な場合もあるので注意ください。

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2024 年12月に開通したリヤドメトロ。これで都市部の移動が飛躍的に便利になったみたいで、観光客にもメリット大でした。

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リヤドメトロの乗り方ですが、まず窓口でSuicaのようなdarbカードを購入しました。カード発行費用がSAR10で、発行費用は戻ってきません。

チャージして使いますが、私たちは最初に3日間乗り放題プランを購入して、4日目からは券売機でチャージしました。

※なお、VISAタッチでも乗車可能

リヤドメトロについては「スカイクルートラベル」のサイトがわかりやすいです。

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国立博物館駅。とびきりゴージャスな駅の看板。

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エスカーレーターのスケールが日本と桁違い。ダイナミックな空間です。

国立博物館

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国立博物館(→地図)。駅からわずか徒歩8分の距離ですが、歩くだけで体力消耗。

館内の展示は1階と2階にまたがっていて、「地球の誕生」から「サウジアラビアの歴史」までがテーマごとに構成されています。どの展示もとっても興味深いです。

▼展示のテーマはこんな感じ

・地球の誕生(man and universe)
・アラビア王国
・イスラム成立前
・預言者のミッション
・イスラム教とアラビア半島の歴史
・サウジアラビアの歴史

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Desert Rose(砂漠の薔薇)。砂漠でよく見られる薔薇の形をした石です。

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紀元前8万5千年の人の中指の化石。

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マダイン・サーレハのナバテア人の墓の模型。4日目に実物を観に行きました。

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第3代正統カリフに寄贈されたコーランの複製でオリジナルはイスタンブールの博物館に納められているそうです。※展示物の英語の解説より

Urth Caffe アルファイサリア タワー

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国立博物館の見学を終えてアルファイサリアタワーへ。(→地図)リヤドの街を一望できる展望台が有名です。

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展望台は別日に昇る予定だったので、タワーに隣接したショピングモールでランチをしました。(→地図

今回の旅行で唯一、外食らしい外食ができたのがUrth Caffeで、食事もデザートも何でもある、カフェレストランです。

どれを注文したら良いか迷ったので、サラダやスープなど、色々付いてる「Summer set menu Choice of pie」にしました。

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セットドリンクのレモネードと単品のコーヒー。

salad_soup_urth_cafe

Urth saladと本日のスープ。

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ザダールパイ。パイというよりアラビアンブレッドを使ったビザに近いです。これが絶品でした。※ザダールは中東のミックススパイスのこと

カルチュラル ツアー

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午後4時にツアー集合場所の「Scientific Gift Organization」の事務所へ。(→地図

ツアーはなんと無料!リヤドの象徴的な観光スポットに連れて行ってくれて、夜の食事も無料でした。さらにお土産までいただける太っ腹なツアーです。

観光客にサウジアラビアの文化やイスラム教を知ってもらうための活動なんでしょうね。

ツアーへの参加は事前予約が必要です。予約フォーム>>

予約完了後にメールが届きます。そこに電話番号の記載があるので、その後はWhat’s upでやり取りをする流れです。

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事務所の待合スペースで、水とアラブのお菓子がいただけます。

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アラビックコーヒーとデーツのおもてなし。

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ツアースタートです。まずは事務所近くのマスマク城塞へ。(→地図

サウジアラビア建国の始まりとなった歴史的にも非常に重要な場所です。改築中で城塞内の見学はできませんでした。

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徒歩で移動してスークを見学。(→地図

ここではサウジアラビアの男性が着用する「トーブ」の説明や香木を焚いて衣服に香付けする習慣など、サウジアラビア文化の“キホンのき”的なことを知れました。

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バスに乗ってAl-Rajhi Grand Mosqueへ移動。思ったより遠かったです。

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モスクでもデーツやアラブのお菓子のサービス。みんな遠慮なく頬張ってました。

Al_Rajhi_Grand_Mosque

礼拝を見学しつつ、イスラム教について英語での解説が聞けます。ここは英語がわからないと少し退屈かもです。

ちなみに入信の勧誘は全くなしです。

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再度、マイクロバスに乗ってレストランへ移動。伝統的なアラブ料理を提供するNajid Village。(→地図

Najid Villageは古きサウジアラビアを感じられるレストランです。

伝統的な食事スタイルである、絨毯に座っての食事が体験できるのも魅力でした。

diningroom_najid_village

食事が提供されるまでツアー参加者はお着替え!男性はトーブ、女性はパジャマ!?みたいなのに着替えます。

ちなみにこの衣装は無料で持ち帰れます。

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料理です。

丸鶏のグリルが中央にのったお米料理がメインでした。副菜にマッシュポテトやサラダ、アラビアンブレッド。それらをおのおの自分のプレートに盛っていただきました。

どれも美味しくいただきました。

ツアーはレストランで解散でバスで集合場所に戻ってもいいし、タクシーでホテルに帰っても大丈夫でした。

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ツアー解散のときにもらったお土産の数々。サウジアラビアの思い出の品になりました。

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