2017年10月に3泊5日でマレーシア・クアラルンプールに行った際の旅行記です。宿泊したのはトレーダーズホテル クアラルンプール」。香港を起点とするアジア太平洋地区に高級ホテルを展開するシャングリ・ラグループのなかの一つのブランドです。
ランクは4つ星でシャングリ・ラホテルのカジュアル版みたいな位置づけです。全室571の大きなホテルです。
朝食は5階の「ゴボ チットチャット」で朝の6時30分から食べることができます。朝食会場は客席スペース、バイキングスペースともにとっても広いレストランなので、席がなくて困ることもないですし、料理を取るのに並んで待つなんてことはありませんでした。さらにすべて制覇するには1回の食事では到底無理なくらい料理の種類は豊富です。
レーダーズホテルクアラルンプール 朝食
トレーダーズホテルクアラルンプール朝食会場のレストラン「ゴボ チットチャット」の入り口正面の様子。左側にライブキッチン、右側にフレッシュジュース、サラダなどのコーナーがあります
ダイニング席。窓からはペトロナスツインタワーの一部が見えます。
席はどこに座っても大丈夫です。テーブルに置いてある札が食事中であれば「I AM STILL HUNGRY」となっていますので誰かが座っている意味です。食事を終えたテーブルは札の反対面(緑色)が出ています。
サラダコーナー
このエリアにはサラダ、冷野菜、フレッシュジュース、寿司ロール、ロティといった料理が置いてあります。
葉物野菜
ミニトマト、キュウリ、ニンジンなどとドレッシング
「Assorted Antipesto」オリーブ、ニンニク、パプリカなどの冷野菜。
フレッシュジュース。自分の好きな野菜とフルーツを伝えれば、ジューサーミキサーでオリジナルのフレッシュジュースを作ってくれます。
パンとチーズとニョニャクエ(スイーツ)
レストランに入って、左の通路にはパンとチーズ、ニョニャクエのコーナーがあります。
ドーナツやマフィンなどのペイストリーが6種類くらいあります。
甘い菓子パンだけでなくクロワッサンも置いてあります。
チーズ、クラッカー、ドライフルーツ。チーズの種類は少なめ。
ニョニャクエ(スイーツ)【「ニョニャ」=プラナカンの女性、「クエ」=お菓子】。お腹に余裕がなく結局食べるタイミングがありませんでした。
ニョニャスイーツについては「マレーシアの旬な情報や旅の魅力をお届けする月刊ウェブ・マガジン“M-style”」の解説がわかりやすいです。
ライブキッチン
定番の卵料理のライブキッチンとフレンチトースト、ホットケーキ、ワッフルなどを焼いてくれるライブキッチン。
厚切りなフレンチトーストを焼いている最中。
焼きあがったワッフル、ホットケーキ、フレンチトースト。
ミックスベリーコンポート、メープルシロップ、はちみつなどのソース。
卵料理のライブキッチンの前のソーセージやベーコンなど欧米系の朝食の定番。
中華料理とヌードル
パンとチーズのコーナーの目の前が中華料理のセクション。
ブッフェの中華料理と言えば、チャーハン。
こちらも定番の焼きそば。
チャーハン、焼きそばのほかにも数種類用意されています。
トレーダーズホテルクアラルンプールの数ある朝食のなかで、個人的に一番テンションがあがったヌードルコーナー「NOODLE STATION」。ベトナム・ダナンのメリアダナンホテルの朝食で食べた麵料理も美味しかった。スープはチキン(鶏)、カレー、プローン(海老)の3種類から選べます。
麵は6種類のなかからチョイス。トッピングの具材も自分で選んでスタッフさんに伝えます。適当に葉物野菜やフィッシュボールなどをチョイス。
初日にオーダーした「プローン(海老)ヌードル)」。東南アジアの麵料理のなかで1番好きなのが「プローンヌードル」でして、今回は色々なお店の「プローンヌードル」を食べ比べてみたい!という密かな目的を持って来ました。
スープからでる海老の香りが食欲をそそります。海老のだしがかなりしっかりして、求めていた「プローンヌードル」に近い味でした。ただスープの味(塩味)が若干濃いめです。
2日目は「カレーヌードル」いわゆる「ラクサ」です。クアラルンプール周辺で「ラクサ」と言えば、カレー味だそうです。ラクサも好きな麵料理のなかのひとつなので注文してみました。ココナッツミルクの感じはあまりなく、スパイスの効いたカレースープに麵が入っているという感じ。普通に美味しいです。
洋食
洋食のホットフードコーナー。6種類くらいの料理が並んでいますが、朝食すべてを撮るとキリがないので一部ご紹介。
ソテーした白身魚と野菜をホットソースに絡めた一品。
ベジタリアン
ホテルの朝食ブッフェではちょっと珍しい「ベジタリアン料理」のコーナー。
タマリンドカレーとライス。(※タマリンドはアフリカ原産のマメ科の植物だそうです)
カリフラワーとじゃがいものカレー。
ロティ ナシレマ お寿司
サラダのコーナーの横にロティ・チャナイを焼いているスペースがあります。ロティはインドやパキスタンなどで食べられている全粒粉のパンです。
プレーンのほかにチーズやナスが生地に混ざったロティもあります。
ロティに付けるカレースープ。
マレーシア料理と言えば「ナシレマ」。ココナッツミルクで炊いたご飯(写真奥の三角形に包まれたもの)にピーナッツ、小魚、ゆで卵、キュウリと辛いソースを混ぜて食べます。(写真手前)「本日のナシレマ」みたいに書いてあったので、毎朝ちがうのでしょうか!?
日本人には嬉しい寿司ロール。箸休めになるんですよね。
シリアル デザート ドリンク
シリアルは一度も食べませんでしたが、6種類ありました。ほかの料理が充実しているのであまり食べてる人はいなかったような気がします。
ショーケースに入ったデザート。上段はゼリーやムース。中段には一口サイズのケーキ。
【中段左から】「ドイツのお菓子、Black Forest(シュバルツベルダーキルシュトルテ)」、「コーヒーティラミス」、「レッドベルベットケーキ」、「コーヒーフィユティン」、「ラズベリーケーキ」
【下段右から2番目】は「チョコレートモイストケーキ」です。
フルーツはスイカ、メロンなど、あまり変わったものはありません。
チョコレートのかかったシリアルやカットフルーツがトッピングされたヨーグルト。
コーヒーや紅茶。ここで飲んでおきたいのが「Teh Tarik(テータリック)」。紅茶に練乳を混ざたミルクティーでかなり甘いです。マレーシアならではの飲み物なのでぜひ。
ソフトドリンクも置いてありますが、フレッシュジュースのコーナーでオリジナルを作ってもらっうほうがよいです。
トレーダーズホテルクアラルンプール 朝食感想
全室571部屋の宿泊者の朝食を提供するレストランだけあって、席数は多く混んでいて席がない、というのはありませんでした。
何よりうれしいのが料理の種類の多さです。ホテルの朝食ブッフェの定番の品々はもちろんですが、観光客が食べてみたい、現地マレーシアの定番料理(ナシレマ、ロティ、ラクサ、ニョニャスイーツなど)が揃っているので、滞在中に時間がなくて食べれなかった、というのを回避できます。1度の朝食では食べ尽くせない料理の数々とライブキッチンがレストラン内に数箇所あって、大変魅力的で大満足の「トレーダーズホテルクアラルンプールの朝食」でした。
住所:Kuala Lumpur City Centre, Kuala Lumpur 50088, Malaysia
朝食会場:5階「ゴボ チットチャット」【予約サイトで宿泊料金を比較する】
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