2023年9月に4泊5日でブルネイ/マレーシアに行ったときの旅行記です。
豊富な天然資源に恵まれた「世界一裕福な国」と称されるブルネイはイスラム教徒が多く、たくさんのモスクがあります。なかでも国を代表する2つのモスクが観光客に人気です。
なお、信者でなくても礼拝の時間以外は観光客も見学可能です。ただし、服装は注意が必要です。肌の露出が多い服装を避け、もし持ち合わせてない場合は受付でローブを貸し出ししてくれます。
ブルネイ観光 2大モスク 場所
- スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク(通称オールドモスク)→(地図)
- ジャミ・アス・ハサナル・ボルキア・モスク(通称ニューモスク)→(地図)
オールドモスクは市街地にあり、泊まったザ・ブルネイホテルから徒歩10分でした。カンポン・アイールやモンキーツアーのボートの発着場からも近いです。
ニューモスクはガドンモールから近く、モールとセットで見学すると効率が良いです。
オールドモスク ブルネイ
1958年に設立されたモスクです。半世紀以上経過しているとは思えない美しさです。ドームはもちろん金箔!
写真を撮るならモスク裏手がおすすめです。人工池に浮かぶモスクと王室御座船のレプリカが一緒に撮影できて、異国情緒感満載です。
オールドモスクの見学可能な営業時間です。特に金曜日は礼拝の曜日にあたるので注意してください。※2023年9月訪問時の情報
入口で記帳を終えるとボランティアのガイドさんが出迎えてくれました。※ガイド料無料
空間を包み込むようなクリスタルな光がとても神秘的です。
観光客が入れるのは入口から礼拝堂のほんの少しです。奥の祭壇やドームまで足を踏み入れられません。
優しいガイドさんが「スマホを渡してくれたら、奥まで撮影してくるよ」、と言ってくれました。
ここからがボランティアの人が撮影してくれた写真です。
いちばん奥の祭壇。ステンドグラスが美しいです。
たしか国王が礼拝に来たときにここに上がる、と聞いたような気がします…
世界から一流の資材を集めて作られたそうです。
ドームからぶら下がるシャンデリアはイギリスから持ち込まれたものです。ステンドグラスもイギリスからです。
大理石はイタリア産です。
夜はライトアップで幻想的なモスクに変身します。
隣接した公園に巨大フォトフレームがあるので、そこからの撮影がおすすめです。
ニューモスク ブルネイ
ジャメ アスル ハッサナル ボルキア モスク、通称ニューモスクです。
現国王のボルキア国王が即位25年の記念に建てた国内最大のモスクで収容人数はなんと5,000人です。
ボルキア国王は歴代29代目なのでドームの数も29個あります。
広場の噴水。その周りに何気なく設置しているベンチは大理石を切り出して作られたそうです。
ひとつ1,000万以上のシロモノだそうです。※参照元:サオタビ!!
ニューモスクの営業時間。こちらも金曜日は見学不可なので気を付けてください。
階段の屈折具合と踊り場の位置がなんとも不思議。
礼拝堂出前のドームの天井。
礼拝堂。
美しいのひと言につきます。
絨毯の柄がモスクで意外にかわいい。
建物を支える支柱もデザインに富んでいます。ものすごく計算されて設計しているんでしょうね。
反対側のエントランスにはエレベーターがあります。なんかここを上がるだけで、お金持ちになった気分。
ブルネイ観光 モスク感想
オールドもニューも両方行くのがおすすめです!見どこ的にはニューモスクのほうが多数あって、「随所にお金かかってるな〜」って驚きの連続を体験できます。