2023年9月に4泊5日でブルネイ/マレーシアに行ったときの旅行記です。ブルネイはタクシーを捕まえるのも大変と聞いていたので、個人旅行でのブルネイ観光の移動手段について実体験をまとめました。
ブルネイ観光 移動手段
三重県とほぼ同じ国土面積のブルネイには鉄道は通っておらず、観光の移動手段はタクシー、バス、水上タクシー、配車アプリDartになります。3日間滞在してみて移動手段はDart一択でした。
そもそもタクシーは空港とガドンショッピングモールで見かけただけで、流しのタクシーはほぼない感じです。また、観光日数が限られていて、かつ、日中は暑いので短い距離でもDartを多用しました。
ブルネイ Grab
ブルネイではGrabは使えません。その代わりにブルネイオリジナルのDart(ダート)という配車アプリがあります。使い方はGrabと同じでクレジットカード決済可能なので、とても便利です。
Dartの登録方法
日本でインストール可能です。登録は5分もあれば終わり、その際、クレジットカードの登録まで済ませておくとよいです。クレカは使用後特に不正請求などもありませんでした。
Dartの登録方法は「LOVE TRAVEL」さんのブログが参考になります。
ブルネイ空港からDartの使い方
空港を出ると正面玄関にタクシー乗り場がすぐあって、ドライバーが声をかけてくれます。タクシーは少し割高と聞いていたので、早速Dartのアプリを立ち上げます。
まずは緑色のピンでピックアップしてもらう場所を指定します。検索窓に英語で建物名を入力するか、現在地が水色のドットで表示されるので、そこに緑色のピンを合わせてもOKです。
次に赤いピンで目的地を表示します。エンパイアホテルを予約していたので、ピンをそこに合わせます。
ブルネイ空港の場合、Dartのピックアップ場所が決まっているようで、上記のようなポップアップが表示されました。空港のロータリーではなく第二駐車場で待つように、との案内です。
支払い方法の選択です。
料金が表示されるのでOKであれば「PROCEED」で次の画面に遷移します。
ドライバーを探し始めます。このあとの画面でドライバーの顔写真付きの情報が表示されるので、あとは指定した場所で待つだけです。
ブルネイ空港 Dartの配車場所
空港を出ると右手にモスクがあるので第二駐車場はその方面です。駐車場まで思ったより距離があるので途中で不安になります笑
表示の方向にひたすら歩きます。
3分くらい歩くとピックアップエリアの標識が見えてくるので、ここでDartを待ちました。何もないし、誰もいないので、本当に合っているか心配になりますが大丈夫でした。
余談ですが、配車場所を指定する緑色のピンも念のためこの場所に合わせて配車しました。
ちなみに帰りも市内からブルネイ空港までDartを利用しましたが、ちゃんと出発ロビーのある2階の玄関正面に車を回してくれました。
ブルネイ Dart 注意点
想像していたより、ドライバーはすぐに見つかるので個人旅行のブルネイ観光の移動手段としてはおすすめです。
ただし、手配後にピックアップポイントまで向かうドライバーの位置情報の表示が、同じ場所をぐるぐる回っていたり、急に送迎場所に近づいたりと、表示がリアルタイムでない場合がありました。海外SIMの問題なのか、アプリの問題なのかわかりませんが、ご注意ください。
ブルネイ Dart 料金
2泊3日のブルネイ観光で使用したDartの料金です。移動距離を考えたら日本のタクシーよりも全然安いですし、料金も配車時に固定されるので安心です。スーツケースの荷下ろしもしてくれるので、どのドライバーさんもサービスが良かったです。
ピックアップ | 行き先 | Dart 料金 |
---|---|---|
ブルネイ空港 | エンパイアホテル | $18.70 |
エンパイアホテル | ブルネイホテル | $13.50 |
ブルネイホテル | ガドンモール | $5.50 |
ガドンモール | ニューモスク | $5.00 |
ニューモスク | ブルネイホテル | $5.00 |
ガドンナイトマーケット | オールドモスク | $5.00 |
ブルネイホテル | ロイヤルレガリア博物館 | $5.50 |
ブルネイホテル | ブルネイ空港 | $11.00 |
※日本のクレジットカードでブルネイドルは約111円のレートで決済されていました