2019年のゴールデンウイークに3泊4日で山形に行ったときの旅行記です。
3日目の午後に雨が止んだので、山形観光のメイン「山寺」に行きました。正式には「宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃっくじ)」でこの山自体が修行と信仰の場所となっています。
松尾芭蕉が詠んだ句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の舞台として有名です。さらに悪縁切りのご利益もあるそうです。
■住所:山形県山形市山寺4495-15(山寺観光協会)
■時間:8:00~17:00
■入山料:300円
■公式ページ:山寺観光協会
■所要時間:私たちの場合はちょうど1時間で往復できました
山寺観光の出発地です。脇にある階段を上がっていきます。
階段を上がると根本中堂(こんぽんちゅうどう)があります。ブナ材を使った日本最古の建物で国の重要文化財に指定されています。
山寺の案内地図です。奥之院まで1,000段の道のりですが、要所に見どころが多数ありますのであっという間でした。
山門で入山料を納めて、いよいよ本格的な登山開始です。奥の院まで1,000段の階段を昇ります。スニーカーがおすすめです。
階段をのぼると煩悩から解き放たれるという言い伝えがあります。登りきったあとは清清しい境地に!?
山道の途中で石像が見守っています。
断崖絶壁に建つ胎内堂。
絶壁の途中に建てられている建物は『胎内堂』(写真下)で、かつては『胎内くぐり』という数メートルの穴を這ってそこへ至っていましたが、現在は入洞禁止になっています。胎内くぐりは、もう一度生まれかわって立派な人間になろうというものです。
引用元: ワシモ(WaShimo)さんのホームページ「山寺」のページより
観光パンフレットやガイドブックで目にする光景がこちら↑。岩の上の小さな赤い建物が写経を納める納経堂です。右は立石寺を開いた慈覚大師を祀るお堂で木造の尊像が安置されている開山堂です。
開山堂を抜けて狭い石段を上がると五大明王が祀られた「五大堂」があります。そこからの眺めが本当に絶景です!ここまで登ってきたご褒美ですね。
登ってきた道に戻って奥之院に向かいます。ここで1,000段登りきりました。
奥之院と大仏殿です。
奥之院の手前には立派な金灯篭(かなどうろう)。
金華山・金毘羅山のものとともに日本三大灯籠に数えられている。現在の山形市銅町で作られた灯籠は見事な仕上りとなっている。
引用元: 山形市観光協会
山頂のお土産さんで購入したマグネットです。おそらくここでしか買えません。
山寺 駐車場
周辺にはお土産屋さんや食事処に併設した駐車場が多数あります。駐車料金の相場は500円です。
山寺の入り口から最も近い駐車場が「ふもとや 登山口店」です。ここは駐車料金300円でした。しかも山寺の目の前!店内で特に何も買わなくても大丈夫です。
山寺駅近くの駐車場です。広く台数も多く止められそうでした。
山寺 服装
山形の4月の平均気温は5℃で、5月は10℃前後です。GWに行った時は春用のセーターと薄手のダウンジャケットを着用しました。登っていくとさすがに暑くなるので、脱着がしやすく動きやすい服装がいいと思います。靴はスニーカーが無難です。なかにはトレッキングシューズを履いているひともいました。準備するに越したことはないですが、普段使いしている服で大丈夫です。