銭形砂絵と豊稔池堰堤 歴史的な観音寺市のふたつの観光スポット

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2024年5月のゴールデンウィークに香川に3泊4日で行ったときの旅行記です。

高屋神社の天空の鳥居紫雲出山の山頂展望台を観光したあとは、観音寺市の観光で一番人気の琴弾公園(ことひきこうえん)の銭形砂絵と同市南部の豊稔池堰堤を観光しました。

銭形砂絵(寛永通宝)

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琴弾山山頂から見える銭形砂絵。山頂から丸く見えるように東西122m、南北90m、周囲345mで実際の形は楕円形をしています。(→地図

できたのは江戸時代(1633年)で藩主の領内巡視の際の歓迎のために領民が一夜で作り上げた、と伝えられているそうです。

これを一夜で作るなんて相当慕われる領主だったのでしょうか…

この銭形を見た人はご利益として健康で長生きできて、お金に不自由しなくなる、と言われているそうです。

観光の所要時間としては、車で展望台近くの駐車場まで行けるので、展望台にいた時間は5分くらいです。駐車場も展望台も料金は無料でした。

豊稔池堰堤

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歴史的に価値のある重要文化財で、その佇まいは実に壮麗です。(→地図

どの紹介記事にも、まるで中世のヨーロッパの古城と表現されています。

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昭和初期に造られた堰堤はいまでも周辺の田畑への貴重な水がめとして活躍しています。

徒歩で近づけるので放水の迫力を間近で体感できます。

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堰堤の上部。こちらは別の駐車場から見れる姿です。

豊稔池堰堤までは銭形砂絵から車で30分の距離で、山道もゆるやかで多少道幅の狭い箇所がありますが、軽快なドライブが楽しめます。駐車場は大小2ヶ所です。

銭形砂絵ほど多く知られていないようですが、その場の空気感がとっても良くセットで観光できれば、観音寺市の魅力をさらに楽しめます。

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