2018年4月に2泊3日で愛媛県松山に行った際の旅行記です。最終日の3日目は帰りの便が18:55(ジェットスター)だったため、日中は道後温泉で足湯めぐりをしました。
道後温泉には無料で手軽に利用できる足湯施設が多数あります。地図を片手にそれらの足湯をめぐるだけで、健康によく、さらに財布にもやさしい観光ができます。けっこう楽しいです!
足湯の効果
衣服を脱がなくても手軽に楽しめる足湯ですが、さまざま健康促進の効果が期待できます。足の裏は「第二の心臓」と言われるくらい、いろいろな神経が集中しています。足湯に浸かることで冷え性の改善、疲労回復、リラックス効果があるそうです。
道後温泉足湯めぐりスタート
観光案内所で『道後村めぐり(近郊コース)』というモノクロの観光マップを手に入れましょう!その地図には足湯手湯の場所だけでなく、道後温泉駅を中心とした徒歩でも観光できるスポットが1番~13番の数字で示されています。足湯スポットはむしろその地図のおまけのような感じです。
私たちが実際にめぐった足湯は全部で6か所。場所によってはホテルの改装・取り壊しで、すでに存在しない足湯もありました。赤い印を付けた箇所が実際に入浴した足湯です。
すでに存在していなかった足湯:宝荘ホテル、ホテル葛城、オーベルジュ道後の近くにある足湯マーク
ホテル名 | |
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1 | 道後館 |
2 | 椿館別館 |
3 | 山の手ホテル |
4 | 大和屋本店 |
5 | 道後温泉ふなや |
6 | 放生園(からくり時計の隣) |
道後館
宿泊した「道後やや」の裏手にある「道後館」は世界的に有名な建築家が手掛けた豪華な和のホテルです。
足湯施設は新しくてきれいです。階段状になっている足湯には足つぼの石が敷き詰められています。
痛くて階段あがれません。アメトーークの運動音痴芸人のリアクションは本当だったんですね。足湯と足つぼマッサージで2重の効果が期待できます。
椿館 別館
リーズナブルな料金と旬の食材を使用したバイキングが売りの「椿館別館」。
ホテルの駐車場の一角に静かに佇む足湯施設。「これ入って大丈夫!?」と一瞬躊躇してしまう、いい感じの古さです。
3人掛けがマックスです。屋根があるので直射日光が避けらるので、長く浸かっていられます。時折吹くそよ風が気持ちよいです。
道後 山の手ホテル
温泉街にひときわ目立つ洋風のホテルが「オールドイングランド 道後 山の手ホテル」です。イギリス調のインテリアと家具で統一された全室洋室のホテルです。
駐車場の敷地内にあるコンパクトでかわいい足湯です。あまりにコンパクトなので、完全に通り過ぎてしまいました。こちらの足湯にはタオルが置いてあります!さすが英国紳士のホテル。
二人で入るのが精一杯の広さ。カップルにおすすめです。
道後温泉 大和屋本店
日本の伝統と和の文化が凝縮された旅館です。本格的な能を鑑賞&体験できる能舞台が館内にあるそうです。
これが足湯!?と驚くくらい立派な檜風呂の大和屋本店の足湯「伊予の湯桁」。いままでの足湯は完全貸切でしたが、初めて他の観光客に遭遇した足湯です。こちらが無料で利用できるなんてとっても贅沢。
道後温泉にまつわる伝説と神話が紹介されています。
やわらかい泉質の透明感のある足湯です。
道後温泉 ふなや
創業390年の歴史ある旅館で、昭和天皇も宿泊されています。
広大な日本庭園の中心にある足湯。緑に囲まれ鳥のさえずりを聞きながら、のんびり浸かることができます。
場所はホテルの日本庭園内にあります。ロビーを抜けて階段を降りると日本庭園につながっています。ロビーでひと言スタッフさんに声かけをするとスムーズです。こちらも無料でタオルが設置してありました。
放生園(からくり時計となりの足湯)
道後温泉駅の広場にある足湯です。さすがにここは観光客であふれていたので入れませんでした。明治24年から昭和29年まで道後温泉で使用されいた湯釜が目印です。
白鷺の伝説や足湯の成分などが書いてあります。
4人掛けのベンチがふたつありますが、誰からしら入っています。ねらい目の時間はからくり時計が動き出す時間帯です。足湯を抜けてみんな一斉にそちらに向かいます(笑)
道後温泉 足湯めぐり 感想
最初は試しに一か所だけ浸かってみようと始めた足湯ですが、地図を片手に巡っていると「宝探しゲーム」みたいな感覚になってしまい、最後は意地でも全部制覇してやる!という気持ちになりました。残念ながら時間の関係でコンプリートできず。。。道後の街をぶらぶら歩きながら、途中、お昼や休憩を挟んで過ごした足湯めぐりは意外と楽しい思い出になりました。ただ暑い時期はしんどいかもです。
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