憧れの小布施堂「朱雀」を求めて《一生に一度は食べたい!》

朱雀 長野

朱雀

 

【今年(2023年)の朱雀の販売は昨年に続き新型コロナウイルスの関係で大きく変更】

販売期間:2023年9月6日(水)〜10月15日(日)

▼栗の点心 朱雀

販売価格:2,000円(税込)お茶付き(21年は1,500円でした)

受付開始:2023年8月3日(木)~売り切れ次第終了

提供方法:全日・全時間帯・全席 オンラインによる事前予約

 

【追加情報】
2023年から事前予約以外に15:00の会のみ当日枠が設けられたようです。詳細はこちら>>

 

◆事前予約の方法は小布施堂公式サイト

 

秋といえば、栗の季節!ということで行列必至の「秋限定スイーツ小布施堂の朱雀」を食べてきました。

 

朱雀は小布施の栗菓子御三家のひとつ「小布施堂」でこの季節でしか食べられない究極の栗スイーツです。

 

このブログでは「小布施堂の朱雀を食べるには何時から並べぶのが良いか」を2017年の実体験をもとに紹介しています。※現在は並ぶ方式をとっていません

 

新栗の収穫時期の1か月間のみ、注文の都度、工場から出来立てを持ってきて提供されるそうです。新栗の風味を損なわないように、と徹底したこだわりです!

 

2017年の販売期間は9月15日(金)~10月中旬まででした。

 

期間限定に加えさらに行列を生む理由が1日限定400個の超レアスイーツだからです。

 

料金は¥1,500円。前払いで整理券の配布時に支払いをします。

 

【小布施堂 本店】

住所:長野県上高井郡小布施町小布施808
営業時間:11:00-15:00(食事)/10:00-16:00(喫茶)
TEL:026-247-2027

 

小布施堂「朱雀」を食べるための宿泊

「朱雀」を食べるために前日金曜日に長野入りして、長野駅前のホテルに宿泊しました。

 

長野駅前を拠点にすることで、小布施以外にも観光に出かけられるメリットがあります。しかし・・「朱雀」を食べるために整理券を獲得するには、当日ホテルを早朝6時に出発する必要がありました。

 

長野駅前

長野駅前の交差点の電光掲示板の時計は「06:07」です。人通りがほとんどない時間に「小布施堂 朱雀」に向けて出発。

 

長野電鉄始発時刻

長野電鉄下り、小布施方面の信州中野行きの始発は6:21。週末に公共交通機関を使って長野駅から「小布施堂の朱雀」を食べに行くにはこれが一番早い電車です!

 

小布施駅

小布施駅に06:54着。車内には「小布施堂 朱雀」を目指すであろう人がちらほらいました。駅から小布施堂まで徒歩10分。ここから早歩きで向かいます。

朱雀 小布施堂の行列

小布施堂に到着したのは午前7時5分。すでに大行列!この人の多さでは到底400個の中に入るのは無理かも、と一瞬にして目の前が真っ暗に。

 

整理券の配布は平日8:30から、土日祝は8:00からとなっています。列の先頭は午前2時から並ぶ寝袋持参の強者もいる、なんて情報があったので、最大限急いだつもりでしたが、こんなに人が多いなんて想定以上でした。

 

小布施堂朱雀順番待ち

敷地内に並びきれない人が道まであふれています。

 

小布施堂朱雀順番待ちの列

キャンプの装備を持参している人も中にはいました。

 

「朱雀」整理券の並んだ位置と並び方

行列の位置

お店の入り口を先頭に列が作られています。青い星印が午前7時5分に整理券の列に並んだ位置で「長野信用金庫の店舗前」です。そのあと続々と人が増えて、交差点を曲がった先まで列が伸びていました。

 

この時点でお店のスタッフさんが列の整理をしていたので、400個に入れるか確認したら、400人は私たちの位置から30人くらい前の位置と教えていただきました。

 

絶望的・・・

 

そして時刻は8時になり整理券の配布が始まります。

 

せっかく始発で来たので、結果がわかるまでは最後まで並んでみよう、と行列に残りました。

朱雀 小布施堂 整理券

午前8時50分ごろ、運命の告知がやってきます。男性スタッフさんが人数を数えるカウンターを持ちながら列に沿って人数を数え始めます。

 

かなりドキドキしながらその男性が私たちを数え終えて通り過ぎるのをを祈りますが、残念ながら私たちの前方、5組くらい前でアナウンス。「このあたりが400のライン」とのこと。

 

私たちのほんの前のグループで終了の最悪の結果に・・・ただし、「キャンセルなどもあるので10名くらいは前後します」、との追加アナウンスがありました。

 

わずかな希望をもって行列に留まることにしました。私たちのずっと後ろに並んだ人たちも列を離れる感じはありませんでした。

 

それから30分の間、徐々に列は進みお店の入り口手前までたどり着きます。私たちの前には3組くらい、スタッフさんが最終の最終でどこまで整理券が配布できるかを一組ずつ確認した結果、ギリギリ整理券を購入することができました!

 

朱雀整理券

午前9時20分くらい。無事に購入できた「朱雀」小布施堂の整理券。最終的に後ろから数えて4組目くらいでした。午後3時30分から本宅にていただけることに。

小布施堂「朱雀」究極の栗スイーツをいざ実食

朱雀

時間になりようやく入店!4人テーブルの相席でした。結構、ギリギリのラインで入れて人たちは、なんか変な仲間意識が芽生えるのか「入れて良かったね~」みたいな声が聞こえてきます。着席して間もなく、「朱雀」が運ばれてきました。

 

朱雀

蒸した新栗を裏ごしした素麵状の栗ペーストで栗餡を覆ってあります。栗100%の素麵状のペーストは箸で慎重に食べなくてはならいほど繊細です。

 

朱雀アップ

「朱雀」のアップ。早起きの疲れも吹っ飛ぶくらいの感動です。

 

朱雀中身

なかに詰まった栗餡。素麵状のペーストは栗そのままの味わいで、なかの餡と一緒に食べるのがコツです。

小布施堂の本宅の庭の様子

午後3時30分までだいぶ時間があったので、えんとつカフェの「モンブラン朱雀」を食べたり、一旦、長野駅に戻り善光寺を観光をして時間を有効に使いました。

 

本宅庭

小布施堂 本宅の庭。写真左の建物のなかで「栗の点心、朱雀」をいただきます。整理券の番号を呼ばれるまでは、座れるスペースがありますので、そこで待機します。

 

本宅朱雀サイン

入り口には完売のサインが置いていあります。

 

小布施堂本宅なかの様子

本宅の中の様子

天気が良く、縁側からの光が差し込んでいます。

 

3人以上のグループはひとつのテーブルで案内されたいたようです。お一人様、二人の場合は相席になっていたようでした。

 

本宅の中の様子

縁側の席。うまく順番が合えばここに案内されることも。特別席のような雰囲気。

 

本宅の中庭

本宅の裏手の庭。

 

本宅裏手の別棟

本宅裏手から見えるはなれ?でしょうか。雰囲気ある建物です。

小布施堂の朱雀を食べた感想

土日祝に公共交通機関を使って「小布施堂の朱雀」を食べようと思ったら、長野電鉄の始発を使ってもかなり厳しいことがわかりました。(※私たちが行った日については)

 

400個のラインギリギリにいた人は6時過ぎには列に並んでいたようです。必ず食べたい場合は車で行くか小布施に泊まる必要があります。

 

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小布施堂へのアクセス

■車の場合
・上信越自動車道「須坂長野IC」から15分
・上信越自動車道「信州中野IC」から13分
・上信越自動車道「小布施スマートIC」か5分

■電車の場合
・長野電鉄にて「長野駅」から「小布施駅」まで約30分。そこから徒歩10分

 

えんとつカフェの「モンブラン朱雀」

小布施堂本店の「朱雀」とは別に食べておきたい栗菓子が小布施堂の系列店「えんとつカフェ」にあります。

 

朝の行列の位置をみて、小布施堂の「朱雀」が食べられなかった場合の保険としてもう一つの朱雀、えんとつカフェの「モンブラン朱雀」の整理券の列に並びました。もともと、どちらか食べれればいいと思って小布施には来ています。

 

「モンブラン朱雀」整理券の並び方

えんとつカフェ並び方

「モンブラン朱雀」の整理券の列の並び方です。朝早くは正門は開いていないため裏から廻って中門から入ります。本店の「朱雀」とは別ですのでご注意ください。

 

モンブラン朱雀行き方サイン

中門への行き方が書いたサインが数か所置いてあります。なんて親切。

 

モンブラン朱雀行列

午前7時15分の中門から撮影した「モンブラン朱雀」の整理券を求める行列です。

 

モンブラン朱雀行列

先頭から円を描くように行列を作っています。午前7時15分で先頭から数えて32番目でした。こちらは小布施堂の「朱雀」と違って列が短いのに驚きです!

 

モンブラン朱雀整理券

午前8時に整理券の配布(購入)が始まり、整理券を無事購入することができました。これで最低限の目的は果たせホッとします。

 

小布施堂「栗の点心、朱雀」の整理券をギリギリでゲットしたあと、再びこちらに来ましたが、その時はすでに「モンブラン朱雀」は完売していました。

 

通年提供されているので、他の時期はわかりませんが、新栗の時期はこちらも早めに整理券の列に並んだ方が良いのかもしれません。

 

「モンブラン朱雀」をいざ実食!

料金はドリンクとセットで1,500円(税込)。セットのドリンクはコーヒー(hot or ice)、紅茶(hot or ice)、ジュースの中から好きなドリンクが選べます。※2017年の情報です

 

セットのコーヒーもこだわりの一杯です。モンブラン朱雀に合うオリジナルブレンドの「朱雀ブレンド」がいただけます。

 

モンブラン朱雀

「モンブラン朱雀」。こちらは通年食べられますが、いまは新栗を使った栗のペーストなので貴重な一品です。

 

モンブラン朱雀正面

香りがよく、甘さは控えめで、和栗の濃厚な味わいを楽しめるようになっているようです。

お店のブログによると中はナッツのセミフレッドとカスタードクリームから作られていて、サクサクの食感がよかったです。

 

個人的には中がメレンゲでなかったのもプラスで嬉しかったです。小布施堂の「朱雀」同様、唯一無二のモンブランです。

 

えんとつカフェ店内

店舗はもともと小布施堂本宅の蔵を改装して作られたそうです。外観は歴史ある佇まいですが、店内は白を基調とした内装で天井は高く2階席もあります。

 

外観とのギャップが素敵な、まさにオシャレなカフェです。

 

【えんとつカフェ】
場所:小布施堂の敷地内
電話番号:(026)247-7777
営業時間:12時~16時
※9月15日(木)~10月中旬までの営業時間は9:00~14:00ですので注意が必要!

 

傘風楼(さんぷうろう)「朱雀パルフェ」

傘風楼には前日金曜日の午後2時30分ごろお邪魔しました。待つことなく、すぐ案内されました。

 

小布施の観光の中心地も平日は土日祝と比べて人は多くないのですね。その日は個人で観光している人よりもバスツアーの団体さんを多く見かけました。

 

朱雀パルフェの専門店、傘風楼はイタリア料理店のはずですが、オフィシャルブログを見ると2017年8月26日(土)から朱雀パルフェの専門店として営業しているようです。

 

料金はドリンクとセットで1,250円(税込)です。ドリンクはブレンドコーヒー、アイスコーヒー、エスプレッソ、カフェインレスコーヒー、紅茶、アイスティー、小布施牛乳、小布施のリンゴジュース、赤いオレンジジュース(イタリアシチリア産)から選べます。

プラス150円すると、季節の自家製スカッシュ、自家製ジンジャーエール、カプチーノにできます。

 

傘風楼外観

朱雀パルフェの専門店 傘風楼の外観。営業時間は12:00-16:00。

 

朱雀パルフェメニュー

朱雀パルフェのメニュー。全部で10層!シリアルとバナナでカサ増し?されていないのも個人的には嬉しいです。

層の種類は・・・栗かのこ、栗あん、小布施牛乳のアイスクリーム、自家製クルトン、スポンジケーキ、季節のフルーツ、ベリーファームのいちごソース(※現在はフランス産のいちごソース)、栗のアイスクリーム、チョコレートクッキー、小布施牛乳のパンナコッタ。

 

小布施堂自慢の栗あんと小布施の素材にこだわったパルフェだそうです。

 

傘風楼店内

店内の様子。こちらも白と黒を基調とした内装でおしゃれです。

 

朱雀パルフェ

もともと10層から成っていますので、色々な味が楽しめますが、途中、付け合わせのベリーソースをかけて食べると味が変わってさっぱりおいしくいただけます。

 

朱雀パルフェアップ

小布施の栗あんとモンブランで、ひと口目でやられてしまいます。

 

【傘風楼(さんぷうろう)】
場所:長野県上高井郡小布施町808
電話番号:(026)247-1113
営業時間:12:00-16:00

 

 

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