関東を中心に店舗数を拡大し、日本一のパンケーキで話題沸騰中の「高倉町珈琲 大井町店」に行ってきました。2018年5月17日にテレビ東京の経済番組「カンブリア宮殿」で紹介されて以来、さらに混雑しているようです。
創業者は外食産業のレジェンド「すかいらーく」の創立者、横川竟さん(よこかわきわむ)という方で、なんと御年80歳だそうです。
「お客様においしいコーヒーを飲んでゆっくり過ごしていただく店」をコンセプトに1号店は千葉県勝田台にオープンしています。現在、都内に8店舗、その他のエリア合わせて19店舗を展開している、いままさに注目のコーヒーチェーンでなんです。(2018年6月現在)
高倉町珈琲 大井町店
2018年3月にオープンした大井町店。高倉町珈琲の直営店です。JR大井町駅中央口から大通りをまっすぐ徒歩5分と誰でもわかるロケーションです。
日曜日のお昼、到着は11時半過ぎですが、すでに4組が順番待ち状態でした。店内の順番待ちの用紙に名前を記載して待つこと10分程度で入店できました。ちょうどモーニングを終えたお客さんとの入れ替わりの時間帯だったのかもしれません。ちなみにランチを終えて帰るころには順番待ちは店外まで伸びていました。
「カンブリア宮殿」でも紹介されていたように店内はシックで落ち着いた雰囲気。まるでホテルのラウンジのようです。ボックスのソファ席とオープンスペースのテーブル席がうまく配置されていて、隣の席が全く気にならない空間です。椅子の座り心地がよく、くつろげます。これは長居してしまいそう。
店内のBGMはビートルズ。会話に支障のないボリュームで流れています。ふと会話が止まるとスーッとリズミカルなビートルズの楽曲が聞こえてきます。店内の壁にはビートルズのポスターが飾ってあります。
店内には各種雑誌と新聞が置いてあります。これがファミレスではなく喫茶店の違い?
高倉町珈琲 パンケーキ
高倉町珈琲のとりこになること間違いなし!日本一のパンケーキ「特製クリームのリコッタパンケーキ」。「日本一」ってちょっと盛り過ぎかとツッコミたくなりますが、その表現も納得。想像をはるかに超えるやわらかふわふわパンケーキです。
パンケーキの生地は小麦粉、卵黄、牛乳に脂肪分の少ないリコッタチーズを練りんであります。メレンゲはふわふわを出すために注文が入ってから混ぜ合わせているそうです。さらにふわふわの秘訣が特注の銅板グリル。熱伝導率が早い銅板グリルで焼くことで生地の中の気泡が均一になり、このふわふわのパンケーキができるそうです。
とろ~り生クリームたっぷりの「特製クリームのリコッタパンケーキ」。マカダミアナッツがトッピングされています。パンケーキの下にかけられたキャラメルソースをつけながら、いざ実食。
これだけたっぷりのクリームなので、さぞかし甘いくてヘビーかと思いきや、さらりとなめらかな甘さです。特製クリームはいくつものクリームとチーズを合わせて作っているからなんですね。生地はリコッタチーズの酸味も相まって口当たりの軽いパンケーキに仕上がっています。これはやばい!奥さんは「またリピートしたい♪」というくらい絶賛。
ナイフがすんなり入ってしまう日本一のパンケーキの断面。
食事代+371円で付けられるブレンドコーヒー。さすが喫茶店、香りよくほどよい苦みのある、食事にもデザートにも合いそうなコーヒーです。
食の安全・安心と健康に配慮した素材にこだわっているのが高倉町珈琲。悪玉コレステロールを増加させる働きがあるといわれている「トランス脂肪酸」を含まないコーヒーフレッシュが置いてあります。そもそもコーヒーフレッシュ自体、サラダ油と水と乳化剤を混ぜたものなので身体には良くない代物です。
「昔なつかし昭和のナポリタン」は有機トマトを原料にした甘めのケチャップで味付けされています。具材は半分にカットされたウィンナー、細切りされた玉ねぎとピーマン、しめじがちょうどよいバランスで入っています。ただし男性にはちょっと物足りない量。デザートに日本一のパンケーキを美味しく食べてもらうために配慮したボリュームなのでしょう!
▶横浜元町にある「パンケーキリストランテ」の元町オリジナルソースパンケーキはこちら
高倉町珈琲 メニュー
テーブルにある大井町店のメニューです。メニューに写真を入れた最初のレストランが「すかいらーく」だそうです。カンブリア宮殿で「すかいらーく」のエピソードとして紹介されています。
ちなみに大井町店のみメニューが違う、とホームページに記載があり、詳しいメニューが掲載されています。高倉町珈琲大井町のメニューはこちら。(外部のリンクに飛びます)
パンケーキは3種類。特製クリームのリコッタパンは税込1,200円。
パン料理、パスタ料理もそれぞれ3種類です。このあたりのラインナップはファミレスっぽい。
ドリンクメニューも充実しています。喫茶店なのでドリンクバーはありません(笑)
レジ横で販売している高倉町珈琲のクッキー。食べた方のブログを読むとクッキーもおいしいそうです。
すっかりとりこになってしまった、高倉町珈琲の「日本一のパンケーキ」。大満足のランチを食べて、退店するころには、順番待ちの列がお店の外まで伸びていました(時間で13時ちょっと過ぎ)。時間帯によって込み具合がだいぶ違うようです。
高倉町珈琲 モーニング
大井町店の営業時間は7:00~23:00(L.O.22:30)。モーニングは7:00-11:00までの時間帯です。セットメニューはA~Fの6種類あります。飲み物代に金額をプラスした価格になります。※税別価格
A: コーンマヨトースト(飲み物代のみ)
B: ナンチーズトースト→(飲み物代+213円)
C: エッグスラットモーニング(飲み物代+315円)
D: ヘルシー根菜雑穀ドリア(飲み物代+315円)
E: フレンチトースト(飲み物代+380円)
F: リコッタパンケーキ(飲み物代+436円)
ほかにもアラカルトメニューやスムージーがあります。
高倉町珈琲 店舗
この記事を書いている2018年6月10日現在の高倉町珈琲の店舗一覧です。カンブリア宮殿のなかで人口20万人の都市に1つ店舗があるのが理想、と社長さんがおっしゃっていたので、今後もまだまだ店舗は増えそうです。
▼関東甲信越地方
■東京都:八王子店 あきる野店 みなみ野店 若葉台店 武蔵村山店 国立店 小平店 大井町店
■神奈川県:相模原店
■埼玉県:狭山店 上尾店 三芳藤久保店 戸田店
■千葉県:勝田台店 成田店
■茨城県:水戸店
■山梨県:甲府昭和店
▼北陸地方
■石川県:金沢桜田店
■富山県:富山飯野店
◆東京ランチおすすめ記事◆