2021年9月に2泊3日で栃木へ行ったときの旅行記です。初日は創業1873年(明治6年)、現存 する日本最古のクラシックリゾートホテル「日光金谷ホテル」に宿泊しました。
その歴史の長さから館内には至る所に見どころがあり、ホテル滞在自体がひとつの観光として成立してしまうほどでした。令和の時代に約150年前の明治を感じることのできる貴重な宿泊体験となりました。
館内には日光東照宮と結び付きの強い装飾があり、日光東照宮を観光してから館内を見て回るとさらに面白いです。
国内外の著名人が通った回転扉。上部には精巧な彫刻。
赤い絨毯と歴史を感じさせる家具や調度品が置かれるロビーラウンジ。
日光東照宮にもある想像の象。日光東照宮が建てられた当時は日本に象がいなかったため、狩野探幽の描いた想像上の象をイメージして作ったそうです。
日光東照宮であまりに有名な眠り猫。金谷ホテルはちょっと太った眠り猫。ホテルには2匹の眠り猫が住んでいます。
もう1匹の眠り猫。
2階ダイニングルームの前にある擬宝珠型の赤いランプ。徳川家の葵の御紋らしいものがデザインされています。洋館の白い階段と和の装飾品が融合した不思議なスペースです。
メインダイニングルームの入り口にあるデスクライトは明治40年から使用されているもの。
メインダイニングルームの入り口、左手にある日光東照宮の三猿の彫刻。
迦陵頻伽(かりょうびんが)の彫刻。建物みたいになっている台座は大谷石でできているそうです。
ホテルは本館、新館、第二新館、別館とあり、泊まったのは第二新館の部屋です。安い部屋なので眺望はなしです。
ペットボトルの水が用意されいます。ラベルがカッコイイです。
お茶とクッキー。
アメニティはヴェーダロッソのボタニカル。
お風呂。造りは古いですが水回りは全く問題ありませんでした。
カバンを預けた際のクローク札。神橋をモチーフとしたデザインでご利益がありそうです。
ホテルの外を散策。
大谷川(だいやがわ)の河川敷に降りれるルートがあります。
大谷川から見た日光東照宮前にある神橋。ちなみにこの橋の通行は有料です。
日光金谷ホテルの歴史や物品、史料などが展示してある「金谷の時間」。ホテルの正門の横にあります。
快適さを求めるなら新しいホテルが断然おすすめですが、思い出に残る滞在体験にしたいなら日本に9つしかない最古のメジャークラシックホテルである日光金谷ホテルはおすすめです!
日光東照宮は道を挟んで目の前なので、ホテルに車を停めて徒歩で散策できました。また夕方には羊羹や湯葉専門店が並ぶ日光のメインロードを駅まで散歩したりと、立地も最高でした。
詳細と料金を比較にご利用ください。(各サイトへリンクします)
■住所:栃木県日光市上鉢石町1300
■電話番号: 0288-54-0001
■公式サイト:日光金谷ホテル