2020年1月にマレーシア第3の都市イポーに行ったときの旅行記です。
イポーは19世紀後半にスズの産出で栄えた街で、クアラルンプールから北に約200キロのところにあります。
イポーへのアクセスはマレー鉄道かバスになりますが、今回はオンラインでの鉄道チケットの事前予約方法をまとめました。
列車のチケットは当日駅の窓口でも購入可能なようですが、満席で希望の時間の列車に乗れなかった人のブログなどもあり、安全を期して事前購入にしました。
またイポー行きの本数は2時間に1本なので、希望の時間を逃すとかなりのロスになります。
オンラインでの事前購入は会員登録をすれば、かなり簡単ですので、確実に乗車したい方はおすすめです。
KTMのホームページにアクセスします。
右上のメニューの「Register」で会員登録をしてください。会員登録をしないで購入を進めていると、途中で結局登録画面がでてきます。登録が終わるとなぜか最初からチケットを選びなおさなくてならないので面倒です。
登録画面にメールアドレス、パスポート番号、ユーザー名、パスワードを入力します。
チケットの購入画面です。片道・往復、日にち、出発駅などを選びます。クアラルンプールから乗車する場合は『SENTRAL KUALA LUMPUR』を選択してください。
乗車クラスはビジネスとスタンダードがあります。ビジネスは最近新設されたみたいで、すべて売り切れでした。運賃はKLセントラル駅→イポー駅は片道RM36です。
座席指定の画面です。右上のA~Fが車両の表示です。希望の車両を選だら希望の座席をクリックして指定をします。複数人分購入した場合は画面上のプルダウンで人物を選択できます。
あとは支払い画面で決済をすれば、チケットが表示されますので印刷すれば終了です。
KLセントラル イポー行き電車 乗車方法
KLセントラル駅のイポー行き電車はプラットホーム1もしくは2です。場所はメインのフロアではなく駅の中2階になりるので気を付けてください。
プラットホームに降りる前にチケットの確認がありまます。
ゲートは時間にならないと開かないので、みなさん待合スペースで待機しています。出発時刻の30分前にはいたほうがいいです。
KLセントラル駅の中二階にロッカーがあります。大中小のサイズが揃っていて、大きなスーツケースも入れられます。
イポー行きの電車。
イポー行き電車 車内の様子
車内の様子。ほぼ満席でした。各車両の先頭席の前が荷物置き場になっていますので、スーツケースなど皆さん置いていました。
日本の特急みたいな座席。リクライニングもあり快適です。
イポーまでは2時間40分と長い道のりなので、車内にはトイレもあります。清掃員がそばにいて、こまめに掃除をしてくれているようでした。
食堂車です。(1車両の一部)
飲み物や軽食が買えます。
イポー駅のロッカーです。青い機械でトークンを購入して使用します。大きな荷物を持って市内観光するのも面倒なので、助かりました。料金はRM10でした。
イポー駅 モノレール カフェ
イポー駅にご年配の夫婦が営む、素敵なカフェがありました。
クアラルンプールに戻る電車がちょうどお昼出発だったので、カフェで軽食をいただきました。
さくらの花が飾ってあったり、マレー鉄道の写真があったり、ちっちゃなかわいいカフェです。
ロティ。おそらくフライパンで焼いているので、外がサクサクです。
ツナサンドイッチ。
クアラルンプールからイポーまで電車の旅
2時間40分の長旅でしたが、とても快適でした。全席指定でほぼ満席でしたので、確実に乗りたい人はやはり事前購入が良さそうです。
車内は強めにクーラーが効いています。寒がりな人は長袖のシャツや羽織るものなど防寒対策をお忘れなく!