2014年のドバイ旅行1回目の初日に泊まった「ミナアッサラーム」の宿泊記になります。ミナアッサラームはドバイの宝石と言われる『マディナ・ジュメイラ』リゾートのなかにある3つのホテルのうちの一つです。
マディナ・ジュメイラリゾート
そもそも『マディナ・ジュメイラ』リゾートとは。
マディナ・ジュメイラは2004年に開業したドバイを代表する大型ビーチリゾートです。敷地内には豪華な3つの5つ星ホテル(ミナアッサラーム/ アル・カスル/ダル・アル・マシャフ)、レストラン、スーク、プライベートビーチがあり、それらの施設を3.7キロにわたる水路で結ぶように造られていて、まさに砂漠のなかに誕生したオアシスです。
それぞれの施設の移動はアブラと呼ばれる渡し船を使って行われます(※バギーでの移動もあり)。実際、私たちもリゾート内をアブラに乗って周遊したり、敷地内のレストランやスークに行きたいときなどに利用しました。
ざっくり言えばディズニーシーみたいなもので、それが遠い異国の地、中東で体験できるってのが非日常的かつ贅沢な体験で、かなり良い思い出になります。
マディナ・ジュメイラ google mapの航空写真。
宿泊したミナアッサラームはアラビア語で「平和の港」を意味し、「マディナ・ジュメイラ」リゾートの入り口に位置します。リゾート内の3つのホテルのなかでは、1番お手頃な価格で泊まれるホテルです。
ホテルのコンセプトはアラビアンスタイル。部屋の家具や調度品は重厚感のなかにかわいらしいアクセントがあり、女性は心弾むこと間違いなしの内装です。
ミナアッサラーム外観と内装
プライベートビーチからのミナアッサラームホテル全容。
敷地内からみたホテル正面。
各部屋にはバルコニーが完備。美しいアラビア湾と7つ星ホテルの「バージアルアラブ」がすぐ近くに見えます。
フロントのロビー中央にある大きな水槽には一面に花が浮かべられていて、そこを囲むようにクッションが置いてあり座れるようになっています。
実際に座っている人がいます。
ホテルの廊下。高そうなでっかい壺が置いてあります。
白を基調とした壁と高級感のある絨毯。
部屋の入り口にはアラビアっぽい飾りの蛍光灯。
ナアッサラーム部屋
アラビアの世界観が造られたミナアッサラームの部屋。寝室とバスルームを分けるパテーションがモスクの型を切り抜いていて凝っています。
ダブルベッド。クッションカバーがまたアラビアっぽい。
寸分の狂いなく同じ角度でクッションが並んでいます。
ソファーとテーブル。大型モニターのテレビ。
バルコニーから見た景色。2014年はガンガン工事をしていました。ホテルの人に聞いたら当時、建設現場は交代制で24時間フル稼働だそうです。あっという間に工事が完成してしまうらしいです。
独立洗面台。ふたつ横並びであります。
アメニティ。
ミナアッサラームの部屋のカードキー。ホテル外観とクリークの絵柄がかっこいい。
ミナアッサラームプライベートビーチ
ホテルからプライベートビーチまでは徒歩2分。2キロにわたるプライベートビーチは基本宿泊者しか入れないのでゆっくりとくつろげます。
ビーチパラソルとベンチシートでまったり。アイスキャンディーを持っているお兄さんがビーチを歩いているので無料でもらえます。
マリーナ方面の景色。桟橋の奥にあるのが海の上のレストラン「Pierchic(ピアシック)」
アラビア湾の海。海水はきれいです。遠くに小さく見えるのが、後日行く「アトランティス ザ パーム」。ヤシの木を模った人工島にあるホテルです。
ビーチのほかに巨大ウォーターパーク「ワイルドワディ」がリゾートに併設していてそこで遊ぶことができます。入場料は約8,000円と意外に高いんですが、宿泊者はなんと無料で遊べるんです。私たちは夕方から遊びに行きましたが、ほぼ垂直に落下するウォータースライダーなど初体験の連続でした。
アブラでクリークを周遊
ミナアッサラームホテル前のアブラ乗り場。
敷地内にはクリーク沿いにレストランやバーがあります。
右のホテルがアル・カスル。
ダル・アル・マシャフのヴィラ。3つのホテルのなかでは1番高級。
橋の下を抜けることもあるのでちょっとスリリング。
バージアルアラブとミナアッサラーム。
ミナアッサラーム夜の景色
バルコニーからの夜の景色。
バージアルアラブはライトアップされています。建設現場はフル稼働。
ミナアッサラーム 行き方
ドバイ国際空港からタクシーで30分弱の距離です。途中「バージカリファ」が車窓から見えたり、初めて見る街の風景に飽きることはありません。またドバイのタクシー料金は日本と比べて安いです。さらに日中は暑いのでドアツードアで移動できるタクシーをおすすめします。
▶ミナアッサラームの宿泊料金(トリップアドバイザーのサイトにリンクします)
マディナ・ジュメイラ」のなかでは、一番リーズナブルに宿泊できる「ミナアッサラーム」ですが、十分すぎるくらいドバイを感じることのできる滞在になります。私たちはこちらのホテルがドバイ最初の宿泊ホテルだったため、ここでの楽しい宿泊体験でドバイの虜になってしまいました。なにかの縁か再びドバイを訪れることになります・・・(2014年10月訪問記)