2021年2月の平日に浜松の「とんかつ 幸楽」のランチに行ってきました。かつて、口コミサイトで日本一になったこともある超有名店です。
場所は浜松駅から徒歩10分弱の繁華街から少し入ったところにあります。黄色い看板が目印で遠くからでもすぐわかります。
入り口には老舗の雰囲気漂う暖簾が垂れ、両脇のこげ茶色のタイルに昭和を感じます。12時開店となっていたので、11:45に到着するも、すでに暖簾が掛かっており営業しているようです。
暖簾でちょうど店内の様子が見えないので、恐る恐る引き戸をひくと、カウンターのみの店内はすでに満席でした。でも、よーく見ると、少し詰めてもらえればひとり座れる感じだったので、最後の1席に滑り込みました。
とんかつ 幸楽 メニュー
とんかつ 幸楽のメニューです。初めてなので、お店の人に松竹梅の違いをお聞きしたとろこ、肉はどれも同じものを使用していて、量(肉の厚さ)が違うだけ、とのことでした、
■ロースかつ
・松(3,500円)
・竹(2,800円)
・梅(2,100円)
■ひれかつ
・松(3,500円)
・竹(3,000円)
・梅(2,300円)
ロースかつの竹(2,800円税込)です。食べきれない心配があったので、竹にしました。
定食にはご飯とお味噌汁、お漬け物がセットです。お味噌汁はとんかつの旨味で飽和状態の口を中和してくれる赤だしで、とんかつとの相性抜群です。
使用しているのは遠州黒豚の銘柄豚。
まずは岩塩でいただきました。乳白色の脂身が驚くほど甘く、いままで食べたとんかつの中で1番の甘さでした。ソースもありますが、岩塩ほど脂の旨さが引き立たたず、幸楽さんのとんかつは塩でいただくのがベストです。
遠州黒豚は通常の豚よりもじっくりと時間を掛けて飼育し、出産数が少ないため希少価値が高い品種です。
引用元: 御前崎市ホームページ
とんかつ 幸楽 感想
脂身の甘さと密度は今まで食べたとんかつでダントツです。肉の下処理や揚げ方など、ご主人の熟練の技と想いが詰まったとんかつなのだと思います。それを体験できただけでも価値ありでした。でも、3,500円はさすがに頻繫に通える値段ではありませんので、何か大事な勝負事が控えたときに、また食べに行きたいです。
■住所: 静岡県浜松市中区肴町317−13
■電話番号: 053-452-3754
■行き方(アクセス):浜松駅メイワン口徒歩8分
■食べログ: とんかつ幸楽 浜松