韓国2泊3日旅行記|2日目

干ダラスープ 韓国

韓国料理

ソウル2日目は早起きをして、早朝から動き出しました。お目当ては【るるぶの20ページ】にある「並んでも食べたい!行列のできる絶品グルメ」で紹介されている、『干しダラスープ』です。

武橋洞プゴクッチプ / ムギョドン・プゴグッチッ

宿泊していた「ベストウエスタンプレミアイン国都」からは徒歩20分程度の距離です。グーグルマップを見ながらお店を目指しましたが、お店は細い路地裏にあるので、近くまでは簡単に行けましたが、実際見つけるまで少し苦労しました。

武橋洞プゴクッチプの場所

 

干しスケトウダラのスープは栄養価が高く、美容や二日酔いにも効果があるそうです。

 

武橋洞プゴクッチプ店舗外観
到着時刻は07:30で、まだ行列はできていませんでした。店内は8割くらい韓国人で埋まっていました。

 

干しダラスープのセット
メニューは「干しダラスープ」しかないようで、空いてる席に着席すると2人前のセットが運ばれてきます。迷うこともないし、韓国語ができなくても苦労しないので、むしろありがたい。ご飯と水キムチがセットです。

 

干しダラスープのアップ
「干しダラスープ」。スープの中身はタラの切り身、玉子、お豆腐、ねぎ、と至ってシンプルです。あっさりした味付けですが、タラをじっくり煮込むことででたコクが効いていて、本当に美味しい!

 

ニラキムチ、白菜キムチ、キュウリキムチ
テーブルの脇にセットされている、ニラキムチ、白菜キムチ、最後は何だったかわかりません。

 

アミの塩辛(セウジョッ)
干しダラスープに味付けするための「アミの塩辛(セウジョッ)」。かなり塩気が強いとの事前情報だったので、少しずつスープに加えて味の調整をしました。実際かなり塩辛い!

 

早起きして行ったかいのあった「干しダラスープ」の朝食。値段は1人前7,000ウォン。行列のできる絶品グルメの触れ込みだったので、長時間並ぶのを覚悟しました。もしかしたら朝早い時間帯は穴場かもしれません。並ばず絶品グルメが食べられて大満足でした。

 

武橋洞プゴクッチプ / ムギョドン・プゴグッチッ
【アクセス】
地下鉄1号線市庁(シチョン、City Hall)駅 5番出口 徒歩5分<
地下鉄2号線乙支路入口(ウルチロイック、Euljiro1(il)-ga)駅 1-1番出口 徒歩5分

 

景福宮(キョンボックン)の観光

武橋洞プゴクッチプにて大満足の干しダラスープを食べたあとは、2日目にして初の市内観光に向かいました。定番の景福宮(キョンボックン)まで地下鉄で移動しました。

 

景福宮(キョンボックン)移動方法
お店から近くの「市庁駅(city hall station)」まで徒歩で15分くらい。地下鉄に乗り「鍾路3街駅(Jongno 3-ga Station)」で3号線に乗り換えます。「景福宮駅(gyeongbokgung station)」で降りれば目の前が景福宮です。

 

勤政殿(クンジョンジョン)
勤政殿(クンジョンジョン)。国宝に指定されている景福宮の正殿です。国の公式的な行事が行われたりするそうです。

 

慶会楼(キョンフェル)
慶会楼(キョンフェル)。池に浮かぶ楼閣で2階で見学している観光客がいました。私たちも行こうとしましたが、入り口は締まっていたので、予約が必要なのかもしれません。

 

王宮守門将交代儀式
10時からの本番を前に興礼門(フンレムン)前広場の横の空き地で「王宮守門将交代儀式」の練習をしていました。火曜日と雨天を除く毎日2回(10時と14時)に行われているそうです。

 

王宮守門将交代儀式
体格の良い若い韓国青年がそれぞれの役を務めていました。太鼓や笛など音楽を奏でながらの行進は迫力がありますので一見の価値ありです。

 

景福宮(キョンボックン)の敷地はかなり広いため、すべての建物を見学する時間がなく、次の目的地の「北村韓屋(プッチョンハノッ)マウル」方面に徒歩で向かいました。途中、敷地内に見学できるスポットがあるので簡単に見て回りました。

昔の韓国の民家
韓国の古民家。中を覗くと昔の生活風景が見て取れます。

 

昔の韓国の民家
なぜか巨大な大根のオブジェが古民家の前に刺さっています。

 

景福宮にある大きな木と花
白いきれいな花を咲かせた大きな木。結構、自撮りしている人が多かったです。

 

思い出の通り
日本で言うと昭和の街並みを再現した「思い出の通り」。床屋、映画館、写真店などがあり、それぞれのお店の中には入れませんが、喫茶店だけはリアルにお客さんが入れるようでした。

 

12支神像
国立民俗博物館の前にある12支神像。結構写真を撮っている人がいます。自分の干支を見つけて写真を撮ってみました。

北村(プッチョン)ビンス ふわふわのかき氷

7月ということもあり、外を歩くにはかなり暑く、「北村韓屋(プッチョンハノッ)マウル」までの道中、かき氷屋で休憩を取りました。国立民族博物館案内所がある出入口から敷地を出て、三清洞通りを真っ直ぐ進むと左手の小さな路地に面したところに、ふわふわのかき氷が食べられる「北村ピンス」があります。うっかりしてると路地への入り口を通り過ぎてしまうのでご注意下さい。※目印は白いレンガのお店です

 

プッチョンビンス外観
韓屋を改造して造られたお店。日本でもよくあるお洒落な古民家カフェに似ています。

 

プッチョンビンス外看板メニュー

お店の入り口に掛けられたメニュー。どれも美味しそうで、ここから一つ選ぶのは至難の業!注文はカウンターで前払いです。メニューに番号が振ってありますので、韓国語ができなくても英語で番号を伝えれば大丈夫でした。注文を終えると呼び出し機を渡されますので席で待機。

 

プッチョンビンス店内

開店の11時きっかりに到着したため、店内は貸し切り状態。シンプルな白い壁と木のテーブルと椅子で統一感のある店内。席は30席くらいあったと思います。

 

あずきかき氷パッピンス
パッピンス(あずき氷)器にもこだわりがあり、韓国の食器「鍮器(ユギ)」というものを使っているそうです。

最初は氷だけを頂きます。ふあふあで滑らかに口溶けに本当に驚きます!

 

あずきかき氷パッピンス
氷の頂上部分を食べたら、あずきときな粉のお団子を乗せます。あずきの甘さと氷のほんのりミルク味が相まって、これまた美味しい!

 

ふわふわの氷のヒミツは「ソウルナビ」に書いてあります。

氷は水ではなく、牛乳とオーガニックの砂糖で作られたもの。これをうすーく削っています。糸を束ねたような布を重ねたような氷は、なんだかひとつの作品でも見ているよう!韓国では氷は水や牛乳を凍らせたものを使うことが多いのですが、「プッチョンビンス」の氷はかき氷とアイスクリームの中間のような食感。口に入れると牛乳の甘い香りがただよって、ふわっととけていきます。アイスクリームに近いのに、甘さ控えめで低カロリーというのがうれしい!

引用元「ソウルナビ」

 

北村韓屋(プッチョンハノッ)マウル

北村ピンスでかき氷を堪能したとは、ソウル市内の人気観光スポット「北村韓屋(プッチョンハノッ)マウル」に向かいます。三清洞通りの緩やかな坂を歩いて行くと「CAFE TERRACE と 五嘉茶」の間に階段に続く路地があります。ここを登って行くと「北村八景(プッチョンパルギョン)」が点在するエリアに出れます。

 


両脇の建物は古いけど風情があります。

 


上から見た景色。道に突き出た屋根瓦に味があります。北村八景のうちの【八景】目のような気がします。

 


ガイドブックや観光サイトでよく見る「北村八景」のうちの【北村六景】。ここを出発点に八景を探しながら散策しました。

 


400年から1910年くらいまでの韓国の伝統家屋「韓屋」が密集したエリア。もともとは当時の地位の高い官吏や王族、士大夫(官吏)が居住する高級住居地として生活していたそうです。

 


門の前にはお茶目な人形が飾られていて、センスの良い遊び心が伝わります。このお宅オリジナルでしょうか。

 

八景全てを周るには2時間から2時間半くらいかかるそうです。中には地元の人でさえ見つけるのに苦労する景色もあるそうです。実際、私たちも順番に八景を巡ろうとしましたが、時間の制約と暑さで断念しました。次回はゆっくり散策してみたいです。

ウムシッイヤギ パッ 韓定食

北村韓屋(プッチョンハノッ)マウルを散策したあと、日本で行きたいと思っていた「韓定食」でランチをしました。景福宮から始まり、お昼までずっと徒歩での移動でした。こちらのお店はブログでもあまり情報がなく、お店を見つけるのにかなり苦労しました。

安国駅観光案内所
目印は安国駅の観光案内所です。ここでスタッフさんに聞くと正確なお店の場所を教えてくれます。

 

ウムシッイヤギ パッ路地入り口
安国駅の観光案内所を背にして、この路地を入っていくとすぐにお店があります。

 

ウムシッイヤギ パッ
お店の外観は先ほどまでいた韓屋の玄関に似ています。

 

ウムシッイヤギ パッ
お店の外に大きな写真でメニューが載っています。

 

ウムシッイヤギ パッメニュー
韓定食のメニー。店内にも日本語メニューはなかったような気がします。私たちが注文したのは、栄養定食8,000ウォンと韓牛定食15,000ウォンの2種類の定食。両方定食ともに一緒のバンチャン(おかず)が付いて、さらに好きなチゲ(鍋)を4種類の中から選べます。

 

韓定食のチゲ
テーブル一杯に広がる注文した料理。チゲはキムチチゲとおからのチゲにしました。

 

バンチャン(おかず)
種類豊富なバンチャン(おかず)はャプチェ、じゃがいもの煮物、サラダ、キムチが付きます。韓牛の炭火焼きには肉を巻くサンチュも出てきます。

 


どれを食べても美味しい。特に茄子のおひたしが印象に残っています。

 

キムチチゲ
キムチチゲ。辛さのなかに発酵したキムチの酸味も効いていて美味しい。

 

おからのチゲ(ビジチゲ)
おからのチゲ(ビジチゲ)。おから、キムチ、豚肉、ねぎなどが入っています。初めて食べました。

 

ケランチム
ケランチム。韓国語で「ケラン」は「鶏卵」、「チム」は「蒸す」という意味で、茶碗蒸しに似ています。

 

イシモチの焼き魚
イシモチの焼き魚。韓国では焼き魚の定番だそうです。

 

韓牛の炭火焼き
韓牛の炭火焼き。肉は柔らかく甘い味付けでご飯がすすみました。

 

2人合わせて23,000ウォン(≒2,3000円)で家庭の味に近い韓定食をお腹いっぱい食べられて大満足のランチでした。

安国駅商店街 喫茶店で休憩

お腹いっぱい韓定食を食べたあとは、安国駅商店街でお土産探しをしました。両側に観光地によくあるお土産屋さんや屋台もあり、お店を覗きながらぶらぶらするだけで結構楽しめます。

 


<両側にたくさんのお店があります。   安国駅お土産屋
キーホルダーやスノードーム、マグネットなど、まさにお土産屋さんのラインナップ。

 

韓国マグネットお土産
4つ入りで9,000ウォンで1個220円くらいなので、マグネット土産としては安い!でも4つも要らないですが・・・

 


ふらりと入った喫茶店。店内は若い人で賑わっていてお洒落なカフェでした。

 


疲労回復が期待できる青梅エードを注文。梅の炭酸割りです。

 


注文したのは「オミジャ茶」7,500ウォン。漢字で「五味子茶」と書き、飲む人によって味が違って感じるそうで、甘味、酸味、塩辛い味、苦味、辛味のすべてが含まれています。韓国では昔から漢方薬にも使われている健康ドリンク。スーパーで顆粒タイプが売っていたのでお土産に購入しました。

 


青梅エードとオミジャ茶。私は酸っぱく感じました。

チャンインタッカルビ 明洞店

チーズブームの韓国で外せないのがチーズタッカルビ。こちらもガイドブックなどでお馴染みですが、2日目の夕食に訪れました。日本人にも人気のお店のようで、店内には日本の観光客が多数いました。

 

チャンインタッカルビ 明洞店外観
チャンインタッカルビ 明洞店。お店はこのビルの2階です。店内はかなり広くちょうど夕食時でしたが、待つことなく入店できました。

 

チャンインタッカルビ メニュー
骨なしチキンカルビを2人前注文(17,000ウォン)にモッツァレラチーズ(3,500ウォン)をトッピング。

 

チーズタッカルビ

真ん中にモッツァレラチーズを挟んで、鶏肉とキャベツを辛いタレで炒めたものが両脇に。チーズを絡めながら食べました。葉物野菜がお店前方に置いてあるので、好きな量だけ取って葉っぱに巻いて食べたりしました。始めは美味しくいただきましたが、後半は飽きてしまい、個人的にはリピートするまでもないかな、という料理でした。

 

3日目・最終日はソウル発14:25 (仁川国際空港)→東京着16:55 東京(成田国際空港)なので、朝ご飯を食べてチェックアウトのスケジュールでした。2日目がほぼ最終日みたいなものでしたが、予定していたスケジュールをすべてこなすことができたので、良かったです。

 

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