2020年12月に2泊3日で和歌山に行ったときの旅行記です。初日は南紀白浜エリアを観光しました。まず最初に観光したのが、名勝として知られる三段壁(さんだんべき)です。高さ60メートルの断崖絶壁が2キロメートルに渡って続く圧巻の光景です。
そこにはかつて源平合戦で熊野水軍が船を隠した地底36メートルの洞窟があります。洞窟内部の見学が可能で入場料は大人1,300円です。それにしても岩をぶち抜いてエレベーターを通してしまう力の入れようには驚きです。
地下36メートルの洞窟からみた断崖絶壁の岩肌。この写真を拡大するとニュースでも話題になった「謎の岩」が偶然にも写っていました。
2018年9月の台風21号接近後に突如現れた巨大な岩だそうです。
断崖の別の場所から転がってきたか、海から打ち上げられた可能性もある、とのことです。海からって40~50メートルの高さですよ~。
これもたまたま撮っていた貴重な写真。詳細は毎日新聞のWEB版で掲載されています。記事はこちら>>
追記:公募していた岩の名前が「サドンロック」に決定しています。詳しくは2021年4月28日公式サイトで発表されています。
洞窟内部からみた南紀の海。ここから熊野水軍が出陣したと思うと感慨深い。
十像岩。スフィンクス、獅子、狼など何かに似た10種類の形が見て取れる珍しい岩だそうです。
洞窟奥には激しい水流が流れ込んできて迫力満点です。
洞窟の観光時間は20分程度です。三段壁の洞窟は平安時代の歴史を学ぶきっかけにもなり、自然の猛威と美しさを体感できる場所でした。駐車場は三段壁の交差点・白浜温泉線沿いに町営の無料のものがあります。この辺一帯に千畳敷、円月島といったほかの観光スポットもありますので、まとめて周るのをおすすめします。
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