2023年3月の平日に群馬県の食材を主として、上質な日本料理が楽しめる「銀座つる」のディナーに行ってきました。
上州和牛を使ったステーキ、すき焼き、しゃぶしゃぶがお店の自慢ですが、その前後を固める一つひとつの料理が創意工夫に富んで、最初から最後まで驚きと感心の連続です。
銀座つるのメニューです。赤城コースはメインをしゃぶしゃぶかすき焼きが選べて、肉の部位によってコースの値段が変わります。
- サーロイン(12,800円)
- サーロイン/もも相盛り(11,000円)
- もも(9,200円)
今回は真ん中の11,000円にしました。
>>一休のプランはコチラ ※サービス料込みの値段になっています
銀座つる特製茶碗蒸し。牛のテールスープを使った珍しい茶碗蒸しです。鶏肉ではなく牛肉が入ってます。
先付3品。まず盛り付けが見事!鮎の稚魚は身が甘く柔らかで、肝のほろ苦さとのバランスが絶妙でした。
黄韮のお浸しが美味しかった。
はまぐりの吸物。身がとっても大きい。
このあとはお造りは、生本マグロと昆布じめした桜鯛で菜の花を巻いたものでした。
多くの料理に旬の食材を取り入れて手間と工夫がなされているのがすごい。
すき焼きにしました。銀座つるオリジナルの低温すき焼きです。
すき焼きは鉄鍋に割下を敷いて肉を焼くイメージですが、こちらのすき焼きはしゃぶしゃぶに近い食べ方。しかもグツグツ沸騰した鍋ではなく、65〜70℃の低温でゆっくりお肉をくぐらせるすき焼きです。
すき焼きに生玉子はごくごく普通ですが、もう一つは卵と和風だしを溶いた珍しい付けダレでした。
口直し。豆乳のシャーベット。スプーンの先端に添えられた百花蜜とシャーベットを一緒に口に含むと、まろやかな甘さが広がります。
そして八丈島産のレモンの皮ほ爽やかな酸味と小さなシソ葉の甘酸っぱさ。
これだけ工夫されたシャーベットは初めてでした。
上品な甘さとほくほく感が特長のうすい豆の釜炊きご飯。厳選された食材を使っているからシンプルでも美味しい。
誕生日が近かったのでバースデーデザートをサービスしていただきました。
ピスタチオのケーキときなことほうじ茶のアイス。洋菓子も美味しくて脱帽。
桜アイスのモナカ。求肥、あんこ、金柑蜜煮をサンドするので色々な味とミックスして桜アイスを楽しめます。
食べログ口コミ評価3.35(23年4月)ですが、個人的にはそれ以上の点数でもいいと思える内容でした。
■住所:東京都中央区銀座7-1-5 The ORB Luminous 2F
■TEL:03-3571-7763
■アクセス(行き方):新橋駅銀座口徒歩7分
■食べログ:銀座つる
◆生活メモ おすすめ記事◆